金曜日が近づくにつれて「早く休みならないかなー」とか、金曜日になると「明日から休みだー!」という声を会社や電車の中で聞くことがあります。
でも、これを聞くたびに思うんですよ。「休日が待ち遠しい人生なんて、クソつまらなくないか」って。
だって、少なくとも会社員の場合は1週間の半分以上を会社で過ごすわけだから、その時間全てつまらないってちょっと問題。
というか、時間の無駄ですよね。
目次
仕事をしていれば辛いことや思い通りにいかないことがあるのは当たり前
もちろん仕事をしていれば良いことばかりじゃなく、嫌なことや辛いことがあるのはぼくも会社員なので分かります。
一方で、会社員であっても仕事を楽しめてる人がいるのも事実です。ということは、誰にでも楽しめる可能性があるわけです。
普通に考えてみてください。休日が近くなるにつれてモチベーションが上がり、サザエさん症候群になって月曜日の朝を迎えるのが憂鬱な人生って面白くないじゃないですか。
それがあと何十年も続くなんて生き地獄です。
もちろん休日を楽しむのは良いですが、「人生100年時代」と言われて今後寿命も延びるし、仕事に割く時間も必然的に増えることが確実です。
それなら仕事も楽しまなきゃ人生もったないじゃないですか。
愚痴や不満を言ってるだけでは何も変わらない
愚痴や不満を言ってるだけでは何も変わりません。
また来週も再来週も1ヶ月後も同じように愚痴を言って、ただ時間が過ぎていくだけです。
ぼくもかつては「早く仕事終わらないかな」「早く休み来ないかな」と、そんなことばっかり考えてる時期がありました。
ですが、それで現状が変わったかと言えば、何も変わりませんでした。
休日を迎えるのが楽しみで仕事がつまらないと感じてる人は、何かしら今の仕事や会社に対して不満があるか、仕事への向き合い方や姿勢に問題があると思います。
仕事への向き合い方や姿勢を変えない限り、何も変わりません。
ぼくは休日に向けてモチベーションが上がる人生は、健全な状態だと思いません。
「どうすれば今より良くなるか?」を突き詰めて考えよう
「休日を迎えるのが楽しみ」なのは精神衛生上良くありません。
プライベートを充実させるのはもちろん大切ですが、人生の半数以上を占める仕事が充実できなければ人生がつまらないと思います。
今の会社や仕事に不満や課題があると感じてる場合、その原因を探らないことには始まりません。そして、原因が分からなければ解決のための正しいアクションも起こせません。
ぼくも前の会社にいた時、不満がめちゃくちゃ溜まってて、辞めたくて仕方ない時がありました。
そこでぼくが実践したのが、「この不満の原因は何なのか?」「ストレスを感じるのは、具体的にどんな時なのか?」を考えたことでした。
これが分かれば、解決するためのアクションが考えられます。
ぼくの場合は転職活動をしたことにより、だいぶ気持ちが楽になり、仕事への向き合い方や姿勢も自然と変わってきました。
ぞうすると、主体的になり、仕事が楽しくなってくるからです。
会社が嫌になるとすぐ転職しようとする人が特に若い人に多いのですが、はっきり言ってそれで転職しても失敗する可能性が高いです。
その状況で転職した人で上手くいってる人を見たことがありません。
なぜ上手くいかないかと言えば、自分には非がないと思っていて、環境や人のせいにしてることが多いからです。
また、耳の痛いことを言うと、仕事がつまらないと感じてる人の場合、そうしてるのは自分に原因があることが大半です。
これまでの決断の選択が今を作ってるわけですから、今の状況を生み出してる自分にも原因があるとも言えます。
だから、まずは原因を考えること。ここから始めてみてください。
また、「サラリーマンはつまらないと嘆く若者に贈る本気の仕事について!」にも仕事がつまらないと思っている方への解決策が書いてあるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
改善が見込めないようなら、転職活動も視野に入れよう!
会社が嫌だからって勢いで辞めたり、転職することはおすすめしません。
ですが、現実問題として改善が見込めないことや自分の力では今の不満や課題の解決が難しい場合もあるでしょう。
その場合は、まずは一度転職活動して外に世界を見てみましょう。
ここまで来ると、毎日がつまらなくて、休日を迎えるのが生きがいみたいになってしまいます。
会社に不満があり、改善が難しい方にぼくがおすすめしてるのは転職活動をすることです。
転職活動をしてみると、自分の置かれてる状況を客観視できます。
それだけでなく、自分の考えが正しいのかどうか分かりますし、今後の方向性が定まります。
もしかすると、自分の考えが間違っていたことに気付くかもしれないし、今の会社は実は恵まれた環境だったと気付くかもしれません。
逆に、転職エージェントから「転職した方がいい」とアドバイスをもらい、転職という結論に至るかもしれません。
いずれにしても、これは動いてみて初めて分かることで、今までのように不満や愚痴を言って何となく過ごしてた日々と違い、前進してるかと思います。
転職活動は、定期的に自分の市場価値をチェックするのにも有効ですが、不満が大きい時や冷静に自分の置かれてる状況を客観視したい時にも有効です。
できれば前者が理想ですが、ぼくも大きく不満が募った時に転職活動し、自分の考えが本当に正しいのか冷静に見るようにしてました。
不満が募ると、愚痴ばっかり言って、仕事へのモチベーションも上がらなくなり、周りから「こいつ、やる気ないな」と思われかねません。
そうなると負のループで、ますます会社に行きたくなりますからね。
というわけで、あなたも転職活動をして客観的に自分の置かれてる状況を見るように努めましょう。
結果的に、転職しなくてもいいんです。転職することが目的ではなく、「仕事を楽しめている」、「充実感を味わる状態である」ことが大切です。
それが今の会社では難しい場合、転職に踏み切ればいいわけなので。もう一度言いますが、くれぐれもいきなり会社を辞めて転職しないように冷静に判断してください。
休日を迎えるのが楽しみな人生ではなく、仕事も休日も楽しみな人生に変えていきましょう。
▼転職を考えてる方はこちらも参考に!