「営業ノルマがキツイ」「ハードワークで身体がついていかない」
不動産営業をしてる方の中には、こんな悩みや不満を抱えてる方も多いじゃないでしょうか。
ぼくの周りでも1年で辞めてしまった人もいるくらいハードだと聞きました。
不動産の営業が全てブラックだとは言いませんが、ハードな仕事なのは間違いありませんよね。
そこでこの記事では、不動産業界を辞めて転職する方法とおすすめの仕事、転職エージェントについて紹介します。
目次
不動産営業を辞めたい9つの転職理由
不動産の営業を辞めたい理由をまとめました。以下の理由のいずれかに該当するかと思います。
営業ノルマ(目標)がキツイ
不動産営業のノルマはとてもキツいです。
営業なのでノルマがあるのは当たり前ですが、それがえげつけなく高くて、賃貸売買に関係なく月に何件以上の契約を取ってくると課せられています。
毎月ノルマを達成していれば、上から何も言われることはないですが、未達の状態が続くと管理職などの上司から毎日、毎晩激しい叱責や詰めに遇うなんて話もよく聞きます。
ぼくの知人で元大手不動産営業の方が、怒鳴られたり、物を投げらたり、机椅子を蹴るなどが日常茶飯事だったという話をしていて、恐ろしいなと思いました。
ですが、全ての業界の営業が同じではないので、不動産の営業が合わなくても他の業界の営業が向いてる可能性は十分あります。
営業手法が合わない
不動産の営業は未だにチラシやポスターを入れたり、飛び込み営業をしたり、と泥臭く足で稼ぐのが未だに主流です。
それも厳しいノルマが課せられているからであって、やりたくなくてもノルマ達成のためにやらざるを得ません。
不動産業界に限りませんが、今はだいぶITが発達しているため、営業マンに事前に会う前にお客様も情報収集をしています。
あなたも何か気になる商品やサービスを見つけた時、ネットなどで調べてるかと思います。つまり、消費者も賢くなってきているんですよね。
「これ買いたい!」という購買意欲がまだ高まってない相手に、いきなり飛び込みで訪問営業されてもただ嫌がれるだけです。偶然あたるかもしれませんが、その確率は恐らく低いはず。
今の時代に合わない営業手法を続けていても、今後生き残れなくなります。
お客様からのクレーム
不動産営業の中でも、特に個人営業だとクレームが多いのがキツイところです。飛び込み営業や強引な営業をせざるを得ないので、クレームが増えるこも。。
時には怒鳴られたり、暴力や暴言を浴びせられることもあります。
強引な営業をやる気がなくても、業界に対してネガティブなイメージを持ってる人も多いでしょう。こればっかりは自分ではどうしようできません。
体育会系の社風が合わない
不動産の営業はだいたい体育会系な社風なところが多いです。
ノルマがきつく、暴力や暴言を吐かれることもあり、社風が合わないと感じてる方もいるでしょう。
暴力や暴言は、立派なパワハラなので、人事部に相談するか、それが難しいようであれば外部の信頼できる相談機関に必ず相談するようにしましょう。
このような場合は、無理せず転職も視野に入れてみてください。
ただし、一点気を付けて欲しいのは、社風が合わないというだけで、営業の仕事が向き不向きとは関係ありません。
そこを間違えないように気を付けてください。
労働時間が長く身体がついていかない
ノルマが厳しいこともあって、目標達成のために長時間労働を余儀なくされることもあります。
前に元不動産の営業マンの方から、毎日朝早く来て終電まで働いていたという話を聞いたことがありました。
全ての会社が同じではないと思いますが、身体を酷使して働いてる方も多いと話されていました。
ノルマを達成するのは大切ですが、無理して身体を壊して働けなくなったり、家族や友達、恋人との時間がなくなって関係が悪化することもあるので気を付けた方がいいですね。
自分のことだけならまだいいですが、周りに迷惑がかかるようであれば転職を視野に入れることをおすすめします。
休日が少ない
不動産業界は会社にもよりますが、完全週休二日制ではないところもあります。
週休二日制とは求人票には書いてあったが、実際はノルマのために休日返上で働くこともあり、自分の時間がなくなるなんてことも。
いくらノルマがあるとは言え、休日まで働くのは違法です。
また、有給が休みが取りにくい雰囲気なら、思い切って一日くらい仮病して休んでも罰は当たりません。
ただし、それは根本的な解決にはなっていないので、働きにくさを感じ
るのであれば転職した方が幸せになれるはずです。
離職率が高い
厳しい労働環境が影響するからか、離職率が高いのが特長です。人が辞めると自分にしわ寄せが来るので、まさに負のスパイラルですね。
ぼくも離職率が高い会社で働いたことがありますが、社内の雰囲気が良くなかったり、採用しても人がすぐ辞めたりと会社に何かと問題があるケースが多かったです
、そのような場合は自分にしわ寄せが来る前に辞めた方が無難だと思います。
売ったら終わりでやりがいを感じられない
不動産の営業は基本的に売ったら終わりなので、顧客と関係構築していきたい方にはやりがいを感じにくいと思います。
会社によっては既存営業もありますが、新規の顧客を見つけて売る方が割合的には多いです。
新規開拓だけでなく、自分が開拓した顧客と長く関係を築いていきたいという方は、不動産業界以外の営業をやることをおすすめします。
不動産営業は常に新しい顧客を開拓しなければいけないため、今は目標達成できていても、そのうち息切れするかもしれません。
また、今は家を買う人が徐々に減ってきています。これからは賃貸やシェアハウスを選ぶ人が増えているので、持ち家を持つ人がますます減ってくると、営業するのもしんどくなってくると思います。
長く続けられるイメージがつかない
仕事が大変ということもあって、長く仕事を続けられるイメージがわかない方もいるでしょう。
そんなモヤモヤした気持ちのまま働くのは、たとえ辞める辞めないに関わらず良くありません。
今後の方向性を定めるためにも、後程紹介する転職エージェントに紹介するのも有効な手段です。
まずは、自分が今後どうなりたいか、今の不満や悩みが何なのか可視化するためにも、一度紙に書いてみることをおすすめします。
不動産営業から転職する人におすすめの仕事
ここでは、不動産業界からおすすめの転職先や仕事を紹介します。未経験から転職できる仕事が多いので、選択肢の一つとして参考にしてみてください。
同業界でホワイト企業へ転職
不動産業界が嫌になった方には難しい話ですが、まだ不動産業界が思いがあるなら他の会社に転職するのもいいと思います。
ただし、自力でホワイト企業を見つけるには至難の業なので、転職エージェントに登録した方が早くホワイと企業が見つけられます。
不動産業界でまだ働きたいと思ってる方は、一度転職エージェントに相談してみましょう。
不動産営業からIT/Web企業へ転職
今伸びているIT/Web業界へ転職するのが個人的には一番おすすめです。実は、ぼくが3社目でいたのがWeb業界でした。
同じ営業でも法人営業だけでなく、インサイドセールスやカスタマーサクセスなど、この業界ならでは職種があります。
営業手法もテレアポや飛び込み営業はやることはほぼない業界です。ぼくがいた会社もありませんでしたし、そのような非効率なことや無駄なことを嫌う業界です。
問い合わせや外注することが多く、0ではありませんがガツガツ新規でテレアポは少ない方です。
また、IT/Web業界の特徴は、働き方が柔軟で、副業やリモートワーク、時短勤務などができる企業が多いので、働き方を見直したい方にはおすすめです。
特にやりたいことがない方は、IT/Web業界に身を置くことで次転職する時にも有利に働くので、転職先の候補の一つとして入れてみてください。
IT/Web業界はこんな方におすすめ
- 市場価値だけでなく、長期的な年収も上げたい方
- 効率的な営業をしたい方
- 柔軟な働き方をしたい方
不動産営業から人材業界の営業へ転職
人材業界に入ると、クライアントが人事担当者や転職を考えてる求職者にあたります。
企業だけを担当するリクルーティングアドバイザーと求職者だけを担当するキャリアアドバイザー、中小規模の人材紹介会社だと両方担当します。
特に人材紹介会社や求人広告の会社に入ると、転職事情に詳しくなれるので自分がまた転職する時にも役立ちます。
仕事は企業の採用支援や求職者の転職支援になるので、不動産営業よりコンサルティング要素が強いです。
そこが不動産営業とは違う点で、難しい点でもありますが、課題解決や思考力を鍛えられます。
ただし、人材業界は全体的に労働時間が長く、残業も多いのでその点は注意しましょう。もちろん企業にもよりますが。
ぼくは2社目で人材会社の営業をやっていましたが、クライアントに深く入り込むことができて、大変なこともありましたが、自分のキャリアを真剣に考える上で最適な業界だと思いました。
人材業界はこんな方におすすめ
- 会社は辞めたいけど行きたい業界が決まってない方
- 働きながら次に転職する時の情報収集をしたい方
- お客様に深く人と関わりたい方
不動産業界からMRへ転職
MRは、医薬品メーカーの医薬情報担当者のことを指します。そのため安定してるイメージが強いMR。
業界としても規模が大きいのが特長です。
不動産の営業と違い、体育会系のオラオラした要素はなく、どちらかと言うと少し堅いかもしれませんね。
お客様も病院やクリニックなどのお医者さんになるので。
医療分野の専門的な知識が求められ、お医者さんは忙しいので営業のアポを取るのが大変です。簡潔且つ的確に伝えるコミュニケーションスキルが必要になってきます。
そのため、仕事は決して簡単ではないですが、その分年収が高く、残業時間も少なめです。
20代であればMRは未経験でも転職できます。
MRはこんな方におすすめ
- 年収アップを望む方
- 手堅い仕事をしたい方
- 働き方を改善したい方
不動産営業がキツくて大変なら他の仕事も選択肢に入れよう
一言に営業と言っても、色々な営業があります。不動産の営業が自分には合わないと感じるなら、早めに他の業界に転職することをおすすめします。
世の中には不動産営業以外にも何万もの仕事があります。
不動産営業が向かないとか合わないと感じるなら、不動産営業に固執する必要は全くありません。
ストレスを貯めながら働いても心身に良くないので、まずは転職活動を始めて外の世界を見ることをおすすめします。
転職活動すると息抜きにもなります。
不動産営業から転職したい方におすすめの転職サイト
まず、ここだけは押さえておきたい転職サイトを3つ紹介します。
登録すれば企業や転職エージェントからスカウトメールが来るだけでなく、自分の市場価値を把握するツールとしても使えます。
どれも完全無料で利用でき、且つアプリもあるので今すぐ利用できます。
リクナビNext┃業界最大手!圧倒的な求人数が強み
リクナビは就活でも使ってる人が多いので、馴染みがあるとは思いますが、中途ではリクナビNextという名称でやっています。
ぼくも初めて転職活動をした時に、真っ先に登録したのがここ。業界最大手ということもあり、一番求人数が多いのが特徴です。
登録すると、気になる求人にも応募することもできますが、たまに企業から書類選考なしの面接確約スカウトが来ることもあります。
特に、今回初めて転職活動される方は、リクナビNEXTには最低限登録しておきましょう。
世の中にどんな求人が出ていて、今何がニーズがあるのか知る良い機会になります。
大手だけあって転職ノウハウやコラムなども充実してるので、それらを読んで転職に備えることも大切です。
今すぐ転職したいわけではないという方も、登録して常に最新の動向などはキャッチするように使ってみてください。
また、同社が提供しているグッドポイント診断をやるだけでも利用価値があります。10分程度でできる、自分の強みベスト5とどんな仕事に向いてるのか分かる適性診断です。
面接でも強みは聞かれますし、キャリアの棚卸をする際にも使えて一石二鳥です。
自分の本当の強みが知りたい方は、グッドポイント診断を試してみてください。
こんな人におすすめ
- 初めて転職活動する方
- まずは気軽に情報収集から始めてみたい方
- 将来的に転職を考えていて、今から準備をしていきたい方
\業界最大手!求人数No.1/
キャリトレ┃ビズリーチが運営する20代に特化した転職サイト
キャリトレは、20代~30代前半までの若手に特化した転職サイトです。
転職アプリに登録すると、キャリトレも自己応募もできますが、大手からベンチャー企業まで業界・業種問わず、さまざまな企業や転職エージェントからスカウトメールが来ます。
面接確約のプラチナスカウトを受け取れば、書類選考なしでそのまま面接に進めます。
キャリトレの方がリクナビNextよりもスカウトメール数は多いと思います。
その人の年齢や経歴にもよりますが、ぼくは毎日5~10通程企業や転職エージェントからスカウトメールが来ます。
個人的には、リクナビには載ってない大手ではないけど隠れた優良企業やベンチャー企業のように掘り出し企業からスカウトが来ることがあるので、選択肢が広がって良いと感じています。
リクナビNextに載ってない企業を見かけることがあるので、キャリトレも並行して登録することをおすすめします。
こんな人におすすめ
- 20代~30代前半で初めて転職活動をする方
- まずは気軽に情報収集から始めてみたい方
- 隠れた掘り出し企業を見つけたい、スカウトを受けたい方
ミイダス┃年収査定と適性診断ができる転職サイト
ミイダスは、転職サイトdodaでお馴染みのパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営している若手向けの年収査定と適性チェックができる転職サイトです。
ミイダスの特徴は下記3つです。
- 年収診断を受けて、市場価値が分かる
- 適性チェックを受けて、強みや弱み、仕事への適性が分かる
- 届くスカウトは面接確約オファーだけ
年収診断は恐らく誰が受けても現年収より高く出るので、これを鵜呑みにして過信するのはちょっと危険です。
年収診断はあくまでも参考数値として見てください。とはいえ、同年代で自分と同じ学歴や経歴の人の平均年収も出てるので、自分の市場価値を知る一つの指標にはなります。
また、ぼくも適性チェックを受けてみましたが、おかげで何に向いてるのか、向いてないのかなど適性が分かりました。
市場価値や自己分析を知るツールとして使える転職サイトなので、年収診断と適性チェックを受けるためだけに使うのもおすすめです。
こんな人におすすめ
- 面接確約オファーを受け取り、効率良く転職活動を進めたい方
- 年収査定診断をして、市場価値を知りたい方
- 適性チェックを受けて、自己分析をしたい方
\市場価値と年収査定ができる!/
不動産業界から転職したい方におすすめの転職エージェント
不動産業界から転職したいなら、転職エージェントも活用しましょう。
転職エージェントを活用するメリットは以下の通りです。
- 転職サイトには載ってない非公開求人を紹介してもらえる
- 書類添削や面接対策をしてくれる
- お見送りになった時に企業からフィードバックをもらえるので、次の選考に活かせる
- 年収交渉をしてもらえるので、年収が上げやすくなる
- キャリアの棚卸しができて、何が強みなのか言語化できる
- 二人三脚で伴走してくれるので、精神的に心強い
ぼく自身、今まで2回の転職で転職エージェントを経由してキャリアチェンジと年収110万アップに成功しました。
自分一人で進めるより効率良く進められるので、必ず転職サイトだけでなく、転職エージェントも並行して利用してみてください。
リクルートエージェント┃求人数・内定決定率No.1
リクルートエージェント
業界最大手ということもあり、求人数が多いのが特徴の一つで、非公開求人数は10万件にも及びます。
ぼくも1社目と2社目を辞めた時に利用してましたが、圧倒的な求人数だったのを覚えています。
企業も大手からベンチャー企業、業界や職種問わず幅広くあるので、初めて転職活動される方や会社は辞めたいけどまだ業界や職種選びに迷ってる方におすすめです。
リクルートエージェント
リクルートエージェントのおすすめポイント
- 求人数・内定決定率は業界No.1
- 業界・業種問わず幅広い求人を取り揃えている
- 若手~ミドル層までカバーしている
パソナキャリア┃利用満足度96%の大手転職エージェント
パソナキャリア
業界や職種も幅広く対応していて、約6,000件の公開案件・約15,000件の非公開求人を保有しています。
ぼくも以前パソナキャリアを利用したことがありますが、全体的に落ち着いていて、ホスピタリティマインドが高いキャリアアドバイザーが多かったですね。
パソナキャリアは女性の活躍推進に力を入れていて、女性からの評判が高いのが特徴。
女性の方が事情を理解しているので、相談もしやすいと思います。
年収アップ率は67.1%、利用満足度は96%と高く、サービスの質の高さが数値に表れています。
また、大手転職エージェントなので他の転職エージェントと違い、全国対応しているのが嬉しいところ。首都圏在住以外の方も利用もできますよ。
女性で初めて転職を考えてる方や親身なキャリアカウンセリングを受けたい方におすすめです。
パソナキャリアのおすすめポイント
- 女性のキャリア支援に力を入れている
- 懇切丁寧なキャリアカウンセリングに定評がある
- 業界・業種を問わず、約6,000件の公開案件・約15,000件の非公開求人を保有
\利用満足度96%/
マイナビジョブ20’s┃20代からの支持率No.1の大手転職エージェント
マイナビジョブ20’s
求人数は僅かながらリクルートエージェントには劣りますが、それより丁寧なサポートを受けたい方はマイナビの方が合ってます。
ぼく自身1社目を辞めた時にリクルートエージェントと併用でマイナビも利用してましたが、大手の中で一番懇切丁寧なキャリアサポートが受けられるという印象でした。
ぼくはほぼ新卒みたいな状態で利用していたのにも関わらず、見捨てず親身になって相談に乗ってもらい、精神的な面でもかなりサポートしてもらいました。
経歴が浅い方やスキルに自信のない20代の方や丁寧なキャリアカウンセリングを受けたい方に、おすすめの転職エージェントです。
サポート範囲の性質上、東京・埼玉・千葉・神奈川・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀在住の24歳~29歳までの方が対象となっています。
こちらに該当しない方はマイナビエージェントに登録しましょう。
マイナビジョブ20’sのおすすめポイント
- 20代・第二新卒の転職支援に強い
- 求人数が多く、業界・職種に精通してるキャリアコンサルントに相談ができる
- 定期的に転職セミナーを無料で開催してるので、転職ノウハウを得られる
\20代からの支持率No.1/
※サポート範囲は1都3県、関西、東海エリア在住の24歳~29歳までの方が対象です。