こんにちは、世界一周中のわた(@dwata0118)です。
世界一周の旅に出て4カ月が経ちました。前からブログ更新したいなーと思っていたのですが、ようやく時間ができたので着手できました。
今はフィリピンのセブにあるクロスロードという語学学校で留学中ですが、留学後は韓国を挟んで南米大陸へ向かう予定です。
留学前にFacebookにも投稿しましたが、ぼくは会社を辞めてまで海外に来て本当に良かったなと思ってます。
そして、この決断は間違っていませんでした。ただ、この決断を下すまでに色々悩んだり、迷いもあり、簡単なことではありませんでした。
というわけで、4ヶ月経った今、会社を辞めて世界一周の旅に出た今の心境について書こうと思います。
目次
そもそもなんで世界一周をしようと思ったのか?
※留学先のみんなとボホール島へ行った時の一枚
まず、そもそも世界一周しようと思ったきっかけについてですが、単純に海外が好きで色々行きたいところが多く、何度も日本と海外行き来するのが面倒臭い。
それならまとめて一辺に行った方がコスパ良くね?そしてせっかく行くなら、なるべくフットワークが軽く体力のある20代のうちに行きたい!と思ったんですよね。笑
TABIPPOの世界一周ゼミに参加して。世界一周の実現に向けての記事でも触れているので、読んでもらえたらと。
また、世界一周後のことについてもよく聞かれるのですが、まだどうなるかぼく自身も分かりませんw
というか、世界一周前から明確に世界一周後のことを決めるのって難しいと思います。仮にあったとしても変わる可能性はあります。
普通に転職して働くかもしれないし、ギリホリ(ギリギリの年齢でワーホリすること)するかもしれないし、フリーで働くかもしれないし、それ以外の選択肢にもなるかもしれません。
まだ今後のことは明確には決まってませんが、その時自分が進みたいと思った道に進めばいいかなと思ってます。
会社や仕事に大きな不満はなかったけど、ワクワクする道を選んだ
※ジョージアの首都トビリシの日本人宿nicotashviliにて
ぼくは、直近いた会社には特に不満はなく、むしろ良い会社だなと辞めた今でも思ってます。
過去に2回転職しているのですが、正直初めの2社は自分に合わず辛い思いや大変な思いをたくさんしました。
数年前までのぼくは、「早く仕事を辞めたい」とか「転職したい」と常々思っていて、あまり仕事を楽しいと感じたことがありませんでした。
ですが、ようやく3社目でぼくが求めていた会社に巡り合えて、2社目ではあまり楽しいと感じられなかった営業の仕事も楽しいと感じていました。
3社目の会社は今まで在籍した会社とは違い、一定以上の成果を出すことができ(もちろん周りの助けがあってのことですが)、実は会社を辞める直前の半期に一回の評価面談では一番高い評価をもらいました。
それに伴い給料も上がり、仕事の幅も更に広がろうとしていたところでした。これが今年の4月の話です。
仕事や会社に大きな不満がないだけでなく、ちょうどこの時、ぼくがいた会社の自社サービスがリニューアルで変わろうとしていたタイミングでもありました。
それはそれで貴重な経験ができるし、仕事の幅を広げて自分の市場価値をもっと高めていきたい。そう思っていました。
「本当にこのタイミングで辞めていいのか?」、「世界一周はもう少し後でもいいんじゃないのか?」、「それとも前々からやりたいと思っていた世界一周をするのか?」と、色々なことが脳裏をよぎりました。
正直、めちゃくちゃ悩みました。
年齢的にもそんなにすごく若いというわけでもないし、今の環境を手放すのはもったいない気もするとか、あーでもないこうでもないと考えていました。
でも、ぼくが「今の会社にいて新しい業務に取り組むこと」と「前からやりたいと思っていた世界一周」を天秤にかけた時、シンプルにどっちの方がワクワクするかを考えたら後者でした。
そして、ゴールデンウィーク明けに「20代のうちに前々からやりたいと世界一周をしたいので、会社を辞めます」と上司に伝えました。
自分勝手なのは百も承知ですが、今世界一周しなかったら一生やらない気がすると思ったんですよね。
そこはもう、自分の直観に従いました。
こんなわがままな理由で辞めるにも関わらず、応援してくれた上司や会社には感謝しかありません。
会社を辞めてまで世界一周したことに後悔は全くない
※サハラ砂漠での一枚。後ろのギリシャ人二人に「ヤクザみたいだ」と言われた時w
正直、海外旅行はわざわざ会社を辞めなくても行けます。
ただ、やはり休みが足りなくて十分に楽しめないし、唯一の長い休みが取れたとしても10日くらいしか取れないことにいつも物足りなさを感じていました。
国や都市によってはゆっくり周りたいところもあり、駆け足で回るのが嫌だし、連休で行けたとしてもハイシーズンになるので費用がかさむこともネックでした。
また、ぼくはもちろん現地の観光や食事も楽しむのですが、旅先での出逢いも大切にするように意識しています。
4ヶ月で18ヵ国周りましたが、普通の観光では中々出会えないような人に出会えることが旅の醍醐味で、さまざまなバックグラウンドを持った人に出会えるのが純粋に楽しいです。
例えば、
- 会社を辞めてワーホリに来てる人
- 世界一周後に日本人宿を経営してる人
- 旅しながら自分のペースで仕事してる人
- 60歳を超えて英語や旅に目覚めた人
- 学生でアジアやヨーロッパを周遊してる人
- 会社を辞めて、海外転職を考えている人
などに今まで会ってきました。
当然、一人ひとり歩んでる人生が違うので、世代を問わず旅先で出逢った人と話すのは、いつも楽しみなことの一つでもあります。
このように自分のペースで旅したり、人との出会いは、普通の旅行でも不可能ではありませんが、世界一周してるからこそできることや出逢いもあるなと感じます。
そして今この記事を書きながら、「会社を辞めてでも世界一周の旅に出て、本当に良かった」と今までの出来事を振り返って改めて思います。
何より、自分が人生で”本当に”やりたいことができると、人生の充実度や幸福度はだいぶ違うなと実感してます。
会社員をやっていた時もそれなりに楽しかったのですが、自分が”本当に”やりたいことを自分の手で実現させたことによる達成感が大きいです。
死ぬまでに人生でやりたいことをやらないでいいのか?
※天国に一番近いと言われる、カズベキのツミンダ・サメバ教会での一枚
ぼくたちは、いつか必ず死にます。しかもいつか死ぬか分かりません。明日死ぬ可能性だってあり得ます。
そう考えた時に、シンプルにやりたいことをやらずに死ぬのって後悔すると思ったんですよね。
3年前に書いた人生で死ぬ前にやりたいことリスト100にも真っ先に世界一周と書いてるしw、ここで世界一周しないのは自分の気持ちに嘘をついて生きることになる。
それにやりたいことを先延ばしにすると、やらない理由や言い訳を見つけようとして結局やらなくなる可能性が高いと迷った時に思いました。
でも、そんな時に「明日死んでも本当に後悔しない生き方ができているのか?」と問いてみると、自ずと本当はどうしたいのか?答えが出るんじゃないかと思います。
ぼくもまだまだやりたいことや目標、叶えたいことがたくさんあります。
世界一周は実現できましたが、これで終わりではありません。まだ道半ばです。
ただぼくの今の心境を綴った記事ですが、人生でやりたいことに向けて一人でも多くの人が行動起こすきっかけや何か気付きがあれば嬉しいです。
それでは!