「転職したいと思うけど踏み切れないな…」
このように悩んでる方もいるかもしれません。無理に転職を勧める気はありませんが、転職は良い経験になるなと自分の転職経験を振り返っても思います。
ぼくは今までに2回転職してますが、それぞれの転職で多くの学びと気付きがたくさんありました。
どんな学びや気づきがあったかについては、この後詳しく書いていきますが、今振り返ると実際に転職しなければ気付くことはなかったなと思うことばかりでした。
ぼくが転職して良かったと思うのは「年収アップした」、「スキルアップした」みたいな表面的なことだけではありません。
もちろんこれらもあるのは間違いないのですが、転職してしばらく経ってから何が良かったかと振り返った時に、一番大きいのはマインド面や考え方の部分で大きな収穫があったことだと感じます。
この記事では、ぼくが2回の転職で感じた転職して良かったことについてお話します。
目次
転職して良かったと思う5つのこと
「完璧な会社はない」と身をもって実感できた
ぼくは現職含めて3社経験してますが、「完璧な会社はない」とつくづく感じてます。
ぼくが転職して一番感じることでもあります。
誰にも長所と短所があるように、完璧な人なんていないじゃないですか。
初めて転職する方の中には、「転職すれば不満や問題は全て解消できる」と思ってるかもしれませんが、残念ながらそんなことはほぼありません。
確かに転職すれば、今の不満や問題は解決できるでしょうが、残念ながら転職先でまた別の不満や課題が出てくる可能性が高いです。
すぐに不満は現れないにしても、時間が経ってから出てくることもあります。
会社も時間が経てば事業内容や中で働く人も変わってきますが、それは少なからず働く人にも少なからず影響を及ぼします。
どんなに事前に企業のことを調べても、面接や面談を重ねても、正直こればっかりは転職して実際働いてからでないと分かりません。
ですが、完璧な会社はないと腹を括れれば、転職先でちょっと不満があっても最小限にギャップを抑えられます。
ぼくは初めての転職でこれを身をもって実感したので、3社目で同じことを感じた時に「あ、来た来た」って感じでした。
事前にこうなるだろうなと思ってたので驚きませんでした。
良い意味で、少し図太くなれた気がします。
今まで働いた会社に感謝ができた
ぼくは転職してから今までいた会社の良さに気付き、感謝できるようになりました。
毎日会社に行ってると、中々自社の良さにも気付きにくいんですよね。
そんなこと考えることもないし、比較対象もないので当たり前なんですが。
転職活動して外の世界を見るだけでも今の会社の良さに気付くことはあります。
ですが、やはり他の会社で実際に働かないと本当の意味では分かりません。
正直言うと、ぼくは今まで在籍した会社にあまり良い思い出がないのですが(自分の不甲斐なさもあって)、それでも大した経験もない自分を採用してくれたこと、できない時にも見捨てなかったことを考えると、感謝の気持ちを忘れたら終わりだなと思います。
実際に転職してみると、前の会社を客観的に見ることができるので、今振り返るとここは良かったことだなと思う瞬間が出てきます。
何より今の自分があるのは、今までいた会社での経験があるからです。
中にはブラック企業に勤めたいたので恩を感じるのが難しい方もいると思いますが、そうでなければ感謝を忘れてはダメだなと思います。
何にストレスを感じるか明確になった
ぼくは転職して、自分がどんな時にストレスを感じたり、周りに怒りを覚えるかがよく分かるようになりました。
どんな環境だとストレスを感じるか、どういう人に対して仕事上で苛立ちを覚えるのかかなり明確になってきましたね。笑
これは、将来的にまた転職する時にも役に立つはずです。
たとえ同業界への転職でも、会社が変われば当然仕事の進め方やルール、コミュニケーションの取り方、働く人などが変わるので、当然今までのやり方では通用しないこともあると思います。
転職して自己理解が深まりました。
採用側の視点で見ることができるようになった
ぼくが人材業界を経験しているのもありますが、これまで2回の転職をして、前に比べれば採用側の視点で自分を客観的に見ることができるようになりました。
とはいえ、ぼくも以前は自分の価値を理解してなかったばかりに転職活動に苦労した苦い経験があり、初めからできていたわけではありません。
むしろ前は、自分の主張ばかり言っていて企業に対して何ができるのか?をきちんと伝えられない痛い人間だったと反省しています。
もちろん、「転職して自分がどうしたいのか?」、「何を叶えたいのか?」を考えるは大切ですし、転職の軸は持った方がいいです。
ですが、中途採用であれば基本的に自分の何の強みで企業に貢献できるのか伝えることができれなければアウト。
第二新卒で1年足らずで会社辞めた人や既卒の人でない限りは。
ぼくは『採用側のホンネを見抜く 超転職術』という本の内容を参考にし、企業側の視点を持つように意識しました。
自分の人生について真剣に考えるようになった
転職活動をすると、誰もが自分の今後のキャリアや人生について真剣に考え、向き合うはずです。
ぼくも2回目の転職の時は、今後の仕事のことだけでなく、プライベートも含めて何をしたいのか?どうなりたいのか?ということを突き詰めて考えました。
若干当時と今とでは変わった部分はありますが、ぼくの場合は「世界一周をする」というのは、人生で絶対に成し遂げたいことで、譲れないと思いました。
転職を考える時に、ただ単にやりたい仕事や年収と言った目先のことだけ考えるだけでなく、人生も含めてどうなりたいのか?を考えることをおすすめします。
そして、自分の人生とキャリアについて考えるのは転職活動時だけでなく、転職後も常々考える習慣が身に付いたのは個人的に良かったと思うことです。
転職は人生のターニングポイントになる大きな出来事なので、自分の人生に真剣に向き合ってほしいと思います。
転職を通じて得るものは、経験やスキルだけではない
ぼくは2回転職してみて、「転職して良かった」と言い切れます。
実際に転職をしなければ気付けないこともありましたし、冒頭でも書いたようにマインドや考え方の面で大きな収穫がありました。
たとえ転職に失敗したとしても、そこから得るものがあれば無駄ではありません。
それだけ転職は良い経験になり、あなたに成長の機会を与えてくれるはずです。
少しでも転職を考えているなら、転職活動を始めてみよう!
ここまでぼくが転職して良かったことについて紹介しました。
あなたがもし少しでも転職を考えているなら、まずは転職活動を始めてみましょう。
転職活動をするからと言って、必ず転職しなければわけではないので、今後の方向性を定めるために転職活動するといいと思います。
最後にぼくが実際に利用した転職エージェントを紹介するので、参考にしてみてください。