こんにちは、来年から世界一周の長旅に出るわたです。
前回、TABIPPOの世界一周ゼミに参加して。世界一周の実現に向けてという記事を書きましたが、先日この世界一周ゼミも最終講義を迎えました。
最終講義は、「自分らしい〇〇」ということで各自が世界一周についてプレゼンすることになっていました。
テーマは何とな~く考えていたけど、最終日先日の夜に急ぎでプレゼン資料作成してましたw
夏休みの宿題は最後の方にやる追い込まれないとやらない典型的なダメなタイプですね。
それにしても、みんなのプレゼンにクオリティがすごかったし、面白かった。
夫婦で世界一周やお茶について語ったり、世界の友達に会うなど、個性や人となり出ているプレゼン内容で。
みんなの世界一周も応援したいし、タイミングが合えば海外でまた会えると良いなと思ってます。
というわけで、ちょうど良い機会なので、これまでの世界一周ゼミを踏まえつつぼくもどんな世界一周にしたいのかを記事にしてみました。
目次
世界一周するのは高尚な理由ではない
まず、そもそもなぜ世界一周をしたいかと言えば、世界の絶景を見たい、お祭りに行きたい、美味しい料理を食べたいとか正直そんな理由です。笑
興味や好奇心から来たのが始まりですが、海外に行きたい所が多く、いちいち工面して休みを取り、海外と日本を行って帰ってを繰り返すのが面倒だからまとめて行きたいんですよ。
その手段として世界一周は最適かなと思います。
だから何か大きなことを成し遂げたいみたいな、そんな高尚な理由はありません。(ある人は素晴らしい!)
今や世界一周は珍しくもなければ、世界一周したからって就活や転職で有利に働くかと言えばそんなこともない。
学生と違って社会人の場合、普通は会社を辞めてから行くわけだから、むしろキャリアアップどころかキャリアダウンする可能性すらあります。
ぼくもそれを覚悟で行くわけで、リスクや不安がないと言えば嘘になります。もう完全にレールから外れるわけですから。
でも、今まで世界一周をして後悔したという人に出会ったことがありません。
そして、せっかく100万円以上のお金をかけて世界一周に行くなら、ただ楽しむだけじゃもったいない。
世界一周の経験を帰国後のキャリアや人生に何かしらの形で活かしたいと思ったんですよね。
世界一周を通して、理想の生き方について考える旅をしたい
「帰国後のキャリアや人生に活かす」ためにどんな旅にしていきたいかを考えた時に、世界一周を通して世界各国の多様な生き方をしている人をたくさん見てみたいと考えています。
強いて言うなら、これが今回の旅のテーマ。
ぼく自身の理想の生き方について考える旅でもありますが、今の人生やキャリアに悩む人に世の中にもっといろいろな生き方があるってことを伝えていきたいんです。
なぜそう思うようになったかと言えば、ぼく自身が今胸を張って今の生き方に満足してると言えないというのもありますが、日本人の多くも同じように見えるから。
ちょっとここから真面目な話になりますが、日本って物はたくさんあって、贅沢までとはいかなくてもそれなりの生活ができるはずなのに、心は貧しくて、精神的に満たされてない人が多い国だなと思います。
それを表す指標として、幸福度を表す「幸福度ランキング」で日本は先進国の中で堂々の最下位。
マジで不名誉だけど、ぼくらは(物質的には)豊かな時代に生まれ、生活を送ってるはずなのに、“普通の生活“やちょっとした幸福さえにもいつの間にか喜びを感じなくなってるのかもしれません。
でなきゃ、年間に3万人もの人が自殺なんてしないはず。この数は明らかに異常で、先進国の中で下から数えた方が早い数値です。
また、命を絶つまではいかなくても、サザエさん症候群で月曜日の朝を迎えるの憂鬱で、金曜日が近づくにつれてモチベーションが上がる人が多いのも現状。
でも、本来それは間違ってるし、「そんな人生で果たして良いのか?」っていう話ですが、どう考えたって良くないですよね。仕事に割く時間が長いのに、そんな人生つまらないじゃないですか。
もちろん、全ての人がこれに当てはまるわけではありませんが、生活のために仕方なく仕事してる人がまだ多いのが今の日本の姿に見えます。
なんてことを前から思っていてたのですが、ぼく自身も前に比べれば良くなってきてはいるけどまだまだ。
そんなことを考える中、今回の世界一周ゼミで個人的に一番印象的だったのがday3のしみなおさん(@shiminao)義。その中で、「日本人で仕事を楽しむ人の割合がどれくらいか?」というクイズがありました。
まあ、多分低いだろうなとは思ってましたが、ネタばれになるので具体的な数値は控えますが(気になる人はゼミを受けましょう笑)、この数値が思っていた以上に低くて「日本ヤバいな」と思ったのが率直な感想です。
ちなみに世界の平均値よりも日本は低いんだから、どんだけ日本人は満たされてないのかって話。
今の働き方、いや、もっと本質的な生き方に心の底から満足してるか?と聞かれた時、自信を持って「YES」と言える人が少ないことが、この数値にも出ています。
2回の転職で気付いた、「どんな生き方をしたいか」を考えることの大切さ
ぼくは2回転職をしているのですが、この経験から大きな気付きを得ました。
それは、結局「何をしたいか?(What)」より「どんな生き方をしたいか?(How)」を考えないと転職して年収が上がったり、業界や仕事内容を変えたくらいでは、根本的な解決にはならないということです。
ぼくは転職をして、このことを身を以て実感しました。
「年収が上がる」、「市場価値が上がる」、「ステータスが上がる」などももちろん大切ですし、これらを満たすことも無駄ではありません。
でも、ある時、これだけじゃ満足しない、満たされないってことに気付きました。一時は良いのですが、しばらく時間が経つと、「あれ?自分の望んでる生き方って本当にこれだけ?」と思うことがありました。
そのことに気付けただけでも、転職したことに意味はありましたが。
だから、これから世界一周を通して自分がどんな生き方をしたいのかを考えたいし、ぼくと同じように違和感を感じてる人に、世の中にはもっとたくさんの生き方があるってことを伝えていきたいんです。
そのためにもまずは、ぼく自身が人生を楽しめてる必要がありますけどね。
世界一周後のこと
現段階では、まだ明確にこれがしたいというのは決まってません。というより、今決めてもやりたいことが変わる可能性もあるし、世界一周しながら今後どうしたいのかをよく考えていきたいと思ってます。
普通に転職するかもしれないし、フリーランスになるかもしれないし、どうなるかはぼくもまだ分からない。でも、だからこそ楽しみでもあります。
その時に自分の理想の生き方ができさえすれば、正社員じゃなくても良いと思ってますし、雇用形態に強いこだわりはありません。
ただ、やっぱりブログやSNSでの発信は継続してやっていきたいし、同じように世界一周しようか悩んでる人の一歩を踏み出す後押しはしていければと思ってます。
世界一周ゼミに参加して、世界一周がより身近に見えてきた
約2ヵ月間に及ぶ世界一周ゼミに参加し、あっという間だったなと感じるのと同時にこのゼミに参加して良かったと思いました。
世界一周に関する知識やノウハウだけでなく、同じように世界一周を目指す人の繋がりができたり、自分の人生やキャリアについても真剣に考える時間が取れたことは、ぼくにとって大きな収穫でした。
世界一周ゼミに参加するまではいつか世界一周しようとは思っていて、目標というよりかは夢に近い状態でしたが、かなり現実味が増してきました。
そして、周りにあまり旅好きな人や良い意味でぶっ飛んでる人wがいないので、このようなコミュニティは大切にしたいと思います。
直近で世界一周に行かれる人は気を付けて行ってきてください!
2ヶ月間ありがとうございました!
▼世界一周ゼミに初めて参加した時の話を書きました