こんにちは、わたです。
転職活動や今後の進路が決まっていよいよ退職交渉。そんな方もいるかもしれません。
転職先が決まって嬉しい気持ちは理解できますが、意外に労力を要するのが退職交渉と退職までの引継ぎなど。
せっかく転職先が決まったのに、ここでしくじると後味が悪い辞め方になってしまいます。
ぼくも今までに2回転職を経験し、そこで初めて知ったこともありました。
そこで、今回は会社を辞める時の注意点についてまとめました。
これから新天地で頑張る方の参考になれば嬉しいです。
目次
会社を辞める時に気をつけるべき5つのこと
引継ぎをしっかりやる
すごく当たり前なことですが、引継ぎはちゃんとやってから辞めるようにしましょう。
「もう自分は辞めるから関係ない」ではなく、残される方の気持ちにもなってみてください。
引継ぎをしっかりやらないと、残る人に迷惑がかかるんですよ。
前職にいた時、辞めた人が引継ぎをしっかりやらなかっために情報が不足してクレームになったことがありました。
例えば、営業なら担当企業の特徴、お客様の性格、進捗状況、問題が起きてないかなど引継ぎする人に詳細に伝える必要があります。
また、基本的には取引先には後任担当者と一緒に出向いて挨拶した方がいいです。それができそうにないなら、せめて電話やメールで挨拶は必ず行いましょう。
基本的に転職先のことは話さない
会社を辞めることを上司や人事に伝える時ですが、基本的に転職先のことは言わない方が無難です。社名を言うなんて以ての外。
特に同業界の転職なら、良く思わないのが普通なのでここは一番気を付けたいところです。
ただ、これはその会社の文化や周りとの人間関係にもよるので、一概にダメというわけではありません。
最近では転職先のことを話す人も増えていますが、仮に周りが話をしていたとしても、教える義務はないので話す必要はありません。
この辺りは、あなたが辞める理由や会社の文化など総合的に判断してみてください。
有給休暇を消化してから辞める
会社を辞める時に残っている有給はなるべく消化して辞めましょう。
たまにもったいない辞め方をしてる方を見るのですが、有給は権利なので全て使えます。
意外に有給を消化せず辞めている方もたまに見かけるので念のため書いておきます。せっかくなのでこの機会に使い切って辞めて欲しいと思います。
今まで頑張ってきたんだから最後くらい使っても罰当たりません。というより、使えないのがおかしいんですけどね。
それに遠慮する必要なんてありませんから。
ただし、勘違いしてほしくないのは自分の好きなように取れるわけではないので注意が必要です。
下記記事に詳細が書かれているので、参考にしてください。
参照:ten-navi.com
要は、引継ぎさえしっかりやっていれば問題なく取れるので心配はいりません。
ポイントは、残りの有給日数と引継ぎ期間です。引継ぎ期間は仕事内容にもよりますが、たいてい2週間~遅くとも1ヶ月あれば終わると思います。
残有給数と時期などを考慮し、計画的に有給を全部消化して辞めるようにしましょう。
まあ、ブラック企業でもない限りは普通取らせてくれるので心配ないと思いますが。
返却物の期限を確認しておく
会社を辞めると、今まで会社から借りていた物などを返却しなければいけません。
例えば、
- 制服
- 社員証
- 保険証
- PC
- 名刺(自分のと取引先両方)
- 資料(返却というより、シュレッダー)
- 通勤交通費
- その他備品
など。
これらはちゃんと会社に返さないといけません。退職が決まっている方は、いつまでにこれを返せばいいのか人事や上司にきちんと確認しておきましょう。
この中で注意が必要なのが保険証です。有給がなく辞める人は最終出社日に返せばいいので関係ないのですが、有給がある人は有給期間中も使うことができます。
辞める前に人事や総務から説明があるかと思いますが、期間が空くと忘れてしまう可能性もあるので、うっかり返し忘れないように注意してください。
受け取るものをちゃんと受け取る
会社を辞めると受け取る物がいくつかあります。それは、離職票と雇用保険被保険者、源泉徴収票です。
特に転職する方は、雇用保険被保険者と源泉徴収票は転職先に提出する書類なので必ず受け取ってください。
大手企業なら心配ないのですが、中小やベンチャーのように人事や総務がない企業だとこの辺りが雑なこともあるんですよね。
また、会社によっては源泉徴収票は郵送ではなくWebで印刷するところもあるので、受け取り方法を辞める前に確認しましょう。
会社を辞めるまで気を抜いてはダメ!
転職先が決まり、つい嬉しくなる気持ちは分かります。
ですが、次が決まったら終わりではありません。
気持ち良く転職や次に踏み出すためにも、引継ぎをしっかり行い、最後に会社から受け取るものを受け取りましょう。
特に、初めて転職する方は慣れないことも多いと思うので、辞めるまで油断しないしないように注意しましょう。
円滑に会社を辞めて、次の職場で今まで以上に成果を出せてもらえれば嬉しいです。
▼転職先で初めに気を付けたいこともどうぞ