こんにちは、わたです。
就活で第一志望の会社がダメだった、転職活動で行きたい会社があったけど、全然必須要件を満たしてなくてあきらめた。なんて経験をしたことある人もいると思います。
中途採用の場合、最近は未経験OKのポテンシャル採用をしている企業が増えてきたものの、基本的には必須要件は満たしてないと厳しいのが現実です。
それでも、親和性のある業務経験やスキルがあれば受かる可能性はあります。
ただ、それでも上手くいかないこともあります。
そこで、今回はそんなあきらめたくない企業があった場合のリベンジ転職のススメについて書きました。中途の場合は、リベンジというよりステップアップという表現の方が正しいかもしれませんが。
行きたい会社があるけどあきらめたくない、そう考えている人は参考にしてください。
目次
今の自分に足りない経験・スキルを把握すること
まずやって欲しいのは、今の自分に足りないものが何なのかを把握することです。
その会社の採用ページに記載されている必須要件をよく見てください。新卒でダメだった人は、中途採用向けの求人サイトも見れるので、今からチェックしてみましょう。
今の自分と企業が求めているものに乖離があるはずです。この乖離している部分をこれから補っていくのです。
行きたい会社に落ちたら誰でも普通は凹みます。でも、いつまでも落ち込んでいても前に進みません。
数年後にリベンジするつもりで今から戦略を練っていきましょう。
行きたい会社に求められる経験・スキルが身に付けられそうな会社に就職・転職する
今の自分に足りないものが分かったら、それらが身に付きそうな会社に就職・転職することです。
就活生は基本的にポテンシャル採用なので、行きたい会社と同業界の会社かに就職すれば良いんですが、問題は中途の場合ですね。
例えば今、接客販売の経験が1年あって、IT企業で営業をやりたいとします。
そして行きたい会社がこんな人を求めていました。
【必須要件】
・営業経験3年以上(法人・個人問わず)
・高い実績を出されていた方
・基本的なPCスキル(Word・Excel・PowerPointなど)
・弊社理念に共感できる方
【尚可要件】
・IT業界での営業経験
・マーケティングに関する知識
・普段からwebサービス(Facebook、Twitter、instagram)などを利用している方
もうこれは、書類すら通らないですね…残念ながら、今はあきらめるしかありません。
こういう場合は、まず未経験で営業を募集している企業に転職すればいいんです。
できれば、行きたい会社と同じ業界だともっと良いです。この場合なら、未経験で応募できるIT企業の営業職がターゲットになります。それが無理でも、同じ職種を経験することが大切です。
転職で一番有利なのは、同業界・同職種の転職です。これは分かると思います。その次が、異業界・同職種の転職です。このどちらかを狙って転職してください。
「踏み台にするのか」って思う人もいると思いますが、全然悪いことではありません。
また、負い目を感じることもありません。自分の人生なんだから。ただ、その分成果を出せばいいだけの話です。むしろ会社にしがみついて依存しているだけの人の方がよっぽど問題です。
それにこれからの時代、1社で定年まで勤め上げる人なんてそんなにいないはず。
ぼく自身、初めて転職した時この考え方でした。転職自体は悪いことじゃ全然ないので、スキルアップして転職することに抵抗を持たないで欲しいです。
転職後は自分のスキルを磨いて成果を出すことに注力する
転職したらそこで終わりではありません。スキルを向上させ、会社に貢献していかないと意味がありません。
ただ、その会社で3年働けばいいと思っている人がいたら考えを改めた方がいいです。
人事でも勘違いしている人が多いんですが、「その会社にただいるだけ」では何の価値もありません。在籍年数よりその期間にどれだけ会社に貢献できたのか?ということの方が大切です。
採用ハードルの高い企業や人気企業の面接官は、面接慣れしているので誤魔化しがききません。
また、行きたいと思っている企業の募集要綱は随時チェックすることをお勧めします。
要件が変わっていることがあるからです。そこで、新たに必要なスキルや知識があれば、独学なり何なり身に着けていけばいいのです。
それでも受からないことはある
当たり前の話ですが、今までの手順を踏んだからと言って、行きたい会社の内定が確約されるわけではありません。
あくまでスキルベースの話であって、採用には社風や年齢、既存メンバーとの相性など他にも色々な要素が絡んできます。
ですが、今まで身に着けた経験やスキルは無駄にならないし、数年前の自分より市場価値は確実に上がっているはずです。そこは自信を持ってください。
これは転職活動をすればすぐ分かります。数年前の自分より、受けられる企業や自分を求める企業の幅が広がっています。実際、ぼく自身が経験済みです。
2社目で営業を経験したことで、人材業界以外の営業職や親和性のある人事のポジションでスカウトが来るようになりました。
少なくとも、行きたい会社と同業界の転職なら可能性は十分あります。
まとめ
行きたい会社があって今すぐその会社で働けなかったとしても、段階を踏めばチャンスはあります。
そうやって転職している人も実際にいます。すぐにあきらめるのではなく、チャレンジしてみてください。
▼未経験転職なら転職エージェントを利用しましょう