あなたは、選考結果や進捗などをちゃんと記録していますか?
「あれ?あの会社いつ受けたっけ?」、「そういや、なんでNGだったんだっけ?」なんて感じになっていたら、これからはちゃんと選考結果を詳しく記録しておくことをおすすめします。
特に、仕事しながらの転職活動だと時間も限られているし、スケジュール管理がとても重要になってきます。そんなに難しい話ではなく、誰にでもできることです。そして、これは自分のためでもあります。
特に、今回の話は転職活動があまり上手くいってない人ほど参考にしていただければと思います。
目次
ぼくの管理方法
まずは、ぼくがやってる管理方法を紹介します。
管理する方法はノートやメモ帳、Evernote、Excelでも自分がやり易ければ何でも良いと思います。
ちなみにぼくは前までメモ帳に記録を残してましたが、今はEvernoteで記録を残しています。ぼくが書いていることは、会社名、応募月、選考結果、NG理由(または辞退理由)です。
下記は記入例です。
記入例
社名:株式会社〇〇
応募月:2017年1月
選考結果:最終面接NG
NG理由:他社候補者との比較で〇〇の経験が劣ると感じたため。
社名:〇〇株式会社
応募月:2017年1月
選考結果:1次面接辞退
辞退理由:勢い任せな社風が合わないと感じたため
こんな感じで記録してます。他にもやり方はあるかもしれませんが、最低限の情報で十分かと思います。
特に重要なのは、応募月とNG理由です。この2つは記録して欲しいです。
メリットで詳しく記載しますが、こんな感じで記録しておくと後で役に立つ場面があります。
応募企業の進捗管理をすべき3つの理由
管理するのは面倒と思う人もいるかもしれません。でも、選考結果を管理するにはいくつかメリットがあります。
そこまで手間を取るわけでもないので、今まで何もしてこなかったのなら、下記の内容を参考にやってみて欲しいです。
振り返りができて、次に活かせる
ぼくが一番大きいと思うのが、振り返りができて、次に活かせることです。
スポーツでも試合に負けたり、試験に落ちたり、仕事で失敗するのは何かしら原因がありますよね?それは、採用選考でも同じこと。
振り返りをすることで、自分の課題やダメな改善点などが分かります。もちろん良かった点もですが。
そうやって原因を振り返ることで、次に活かすことができます。これは、別の会社を受ける時や再応募する時に有効です。
当然ですが、ダメだったってことは何かしら理由があります。
転職エージェントを利用してないと明確なNG理由は分かりませんが、利用してる場合は、必ず詳しくフィードバックを受けましょう。
聞かくなくても向こうから教えてくれると思いますが。
転職エージェントを使わずに転職活動していたなら、以下の記事を参考にしてみてください。
【20代向け】20代で2回転職して分かった、“本当に”役立つ転職サイトと転職エージェント
いずれにしても、結果だけ聞いて一喜一憂するんじゃなくて、ダメならそれを改善して次に繋げる姿勢が大切です。
再応募できる月が一目で分かる
中途採用では、企業にもよりますが、一度応募すると基本的に1年経たないと受験できません。行きたい企業があって再チャレンジしたいと思ってる場合、1年経てば再応募が可能です。
その時、応募月が分かっていれば次はいつ再受験が可能なのかがすぐ分かります。そうすれば、無駄に書類選考で見送られることはありません。
たまに過去に受けた企業に再応募する人がいますが、過去にいつ受けたか覚えておらず、書類で見送られるなんてことは本当にあります。
必須経験は満たしているのに、そんなことでNGになるのは非常にもったいない。
「履歴なんて残さなくても覚えていられるよ」って人は問題ないですが、何十社以上も受けていと記憶も曖昧になってきます。選考結果と合わせて、なるべく応募月も記録しておきましょう。
転職エージェントの求人紹介時に参考になる
転職エージェントの面談でも受験状況を必ずと言っていいほど聞かれます。その時、今まで受けた企業やNG理由も伝えられると、求人紹介の参考にもなるんです。
受けている企業が分かれば重複して同じ企業を紹介することはないですし、どんなところに興味があるのかがある程度見当がつきます。
「この企業は、〇〇の理由でNGだったんですが…」みたいに言えば、良心的なコンサルタントなら何かしらのフィードバックをくれることもあります。
受けている(または受けた)企業の進捗や結果は、隠さず話した方がいいです。
というのも、その方がキャリアコンサルタントとしては企業の紹介がしやすいし、何より求人紹介の精度が高まります。
より自分の希望に合った求人を紹介してもらえるはずです。
選考後にちょっとメモするだけでOK
フィードバックをもらったら、ちょっとメモするだけなのでそこまで手間ではありません。
特に、今まで面接で落ち続けてきた人や転職活動が上手くいってない人ほど管理した方がいいです。
上手くいってない人の特徴は、問題に気付けてないことと自分を客観視できてないことです。
また、余裕があれば進捗管理をするだけでなく、面接の所感や聞かれた質問などもメモしておくともっと良いですね。
ぼくも就活の時からこれをやってました。
質問に関しては、今まで聞かれたこともない質問や回答に困った質問だけでもメモしておくと、別の企業で同じことを聞かれた時にあたふたせずに済みます。
今までただ面接受けてそのままだったという人は、これを機に応募企業の進捗管理をしてみてください。
▼面接での逆質問は戦略的にできていますか?