転職活動が無事に終わって、新しい会社に入社。
でも、転職してすぐに「こんなはずじゃなかった…」と思う方がたまにいます。
できればこんなことになってほしくはないのですが、起きてしまったことは仕方ありません。
問題なのはこの時に「すぐ転職してもいいのか?」、「それとも留まるべきなのか?」ってことです。
これは結論から言うと、理由やその人が置かれている状況にもよります。
中には「辞めない方がいい」と言う人もいますが、必ずしもそうとは言えません。
ぼくも初めての転職で失敗をして、1週目で辞めたいと思ってました。
この記事では、転職に失敗したと感じた時にどうすればいいのか、判断軸を紹介します。
転職に失敗したと感じてる方は、参考にしてください。
目次
会社をすぐ辞める前にやって欲しい3つのこと
転職に失敗した原因を振り返る
まず、やって欲しいのは転職に失敗した原因を振り返ることです。これは必ずやりましょう。
というのも、失敗の原因を振り返らないとまた転職に失敗する可能性があるからです。
そうなると、負のループでどこの企業からも相手にされなくります。相手にされても条件が良くなかったり、ブラック企業と言われる企業くらいしか働けなくなります。
失敗したのには、何かしら理由があるはずです。
例えば、
- 焦って決めてしまった
- 見かけの条件に惹かれた勢いで選んでしまった
- 社風や環境など働き方は無視していた
などが考えられるかと思います。
自分なりに思い当たる原因を振り返ってみてください。そうすることで、次に移す行動が見えてきます。
その問題や不満は本当に変えられないのか考える
次に、原因を振り返った結果自分に非があると分かった場合はどうしたらいいか。
問題はこの場合ですね。いや、むしろこっちの方が多いんですが…。
ぼくが人材会社にいた時に、求職者の方で転職してすぐに辞めたいと申し出てきた方は、社風や人間関係、仕事内容に関する理由が大半を占めていました。
恐らく、多くの方がこのような理由で転職したのにまた転職って感じですが、結構の割合でいるんです。
もし不満に感じることが、改善の見込みがありそうなら動いてみる価値はあります。
少し時間はかかるかもしれないし、動いても良くならないかもしれません。それでも改善しようと試みたことに価値があります。
転職理由で面接官が見ているのって、ここなんです。
短期で辞めるなら尚更重要です。
だらだらやっても意味ないので、行動すると決めたなら自分の中で期限を設けましょう。それでも状況が良くならない場合は転職に踏み切りましょう。
転職エージェントに客観的な意見を仰ぐ
実は、ぼくも初めての転職は失敗でした。今だから正直に話すと、転職1週目で辞めたいと思ってました。笑
理由は、ぼくが転職した時は社員数も10人弱と少なく、新卒に近い人間を受け入れる体制が整っておらず、社内環境がかなり杜撰だったからです。
今思うと、それをちゃんと確認しないで転職した自分にも責任があるんですが…。自業自得でした。
ぼくは転職エージェントを利用して転職したので、お世話になったキャリアコンサルタントと別の転職エージェントに状況を話しました。
ぼくは結果的に踏み留まりしたが、話を聞いてもらったことで少し気持ちが楽になりました。
もしあなたが転職エージェントを使って転職したのであれば、ぼくのように一度相談してみるのも手です。
間に入って不満や課題に感じてることを解決するように動いてくれるかもしれません。
転職サイトやハローワークなど転職エージェント以外の方法で転職した方は、リクルートエージェント
念のために言っておくと、転職エージェントは転職をする気がなくても、キャリア相談だけでも使えます。
実際、ぼくはリクルートエージェント
それだけでなく、転職エージェントに相談し、客観的に見てもらうと今後の方向性が掴めますし、いざとなった時にまた相談することもできます。
一人で悩んでいても解決しませんし、ただ辛いだけです。今の状態が続くのは、続けるにしろ辞めるにしろ良くないので、一人で悩まず相談に乗ってもらいましょう。
下記記事で20代におすすめの転職サイトと転職エージェントを紹介してるので、参考にしてくださいね。
【2020年最新版】20代で2回転職して分かった、おすすめの転職サイトと転職エージェント
それでも辞めたい場合はどうするか?
色々試したけど、会社が合わな過ぎて会社に行くのも辛い、身体が拒否反応を起こしているといった人もいるかもしれません。
その場合は無理しないでください。辞めたいと思う理由などにもよるので。
合わないものに無理して合わせることはおすすめしません。でも、辞めることになったとしても、転職理由を何て言おうか悩むと思います。
このケースの場合、変に嘘はつかずに正直に自分にも非があり反省してることを伝えた方が良いです。
その方が誠実さが伝わるので。
ポイントは、その失敗から何を学んで、次失敗しないためにどうすればいいか?を整理しておくことです。
多分、面接でも聞かれると思うので聞かれた時のために答えられるように準備しておきましょう。
たとえ短期で辞めても履歴書・職務経歴書は正直に書く
ぼくが人材会社にいた時に、たまにすぐ辞めるんだから履歴書や職務経歴書に書く必要ないんじゃないか?と質問してくる人もいました。
これに関しては、雇用保険加入前であればバレないと思いますが、加入後だと一発で分かるので嘘はつけません。下手したら、仮に転職できても経歴詐称で内定取り消しになるので注意してください。
そうなれば、さらに経歴に傷をつけるだけです。
キャリアに正解はない。最終的にどうするかは自分次第
理由にもよるので、辞めようが辞めまいがどっちが正解というのはありません。
辞めずに解決できるのがベストですが、理由によってはそうもいかない場合もありますし、これ以上いることがプラスにならいないと思うのであれば、転職も選択肢に入れてみてください。
周りの意見やアドバイスなどは参考にしつつも、最終的に自分が納得することが一番大切です。